常葉　柑

鋭い三白眼と独特なファッションセンスを持つ天才ドラマー大学生。

音楽好きな両親のおかげで幼い頃から音楽に触れて育った。
クラシックや歌謡曲、ジャズなど様々なジャンルを聴いたが、特に柑が惹かれたのはロックだった。ザ・ウィンドフォールズは両親もファンで、生まれた頃から聴いていた。

柑が中学生の時両親が交通事故で亡くなる。
以来4才年上の姉（常葉莉子）と祖母の元で暮らすことになった。
両親の死にショックを受けた柑は学校に行かず街を彷徨くようになる。このとき喧嘩を覚えた（組付き）。
高校に入学した際、友人から一緒に軽音部に入らないかと誘われる。そこで何の気なしにドラムの前に座ると、頭に「力が欲しいか？」と声が響いた気がした。スティックを握ると流れるように腕が動き、柑は今までにない高揚感を感じた。
それからはドラムに打ち込むとともに焦燥感が薄らぎ、素行も良くなっていった。

現在は、警官である姉と祖母に恩返しをするため法学部に通っている。
しかしバンドを続けたいと思う気持ちもあり、進路について悩んでいる。

大事に思っている人に対して素直になれない性格。
バンドメンバーに対しても口が悪く狂犬ぶっているが根は正義感が強く真面目。
演奏にも性格が表れており、正確なテンポ取りと場の空気を読んでのダイナミクスコントロールが得意。